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顎関節症 について

顎関節症とは?

顎関節症とは、口を開こうとしたときに耳の穴の前にある顎関節や顎を動かす筋肉が痛くなり、十分に口を大きく開けることができなくなる状態を指します。

また、口の開け閉めの際に顎関節に音がするという症状も含まれます。この症状は、2人に1人程度が経験すると言われているほど、多くの方が感じる可能性があるものです。

顎関節症の根本原因は?

顎関節内には関節円板というクッションがありますが、その関節円板が前方にずれることで、顎を動かすときに引っかかりやすくなります。これにより、顎を動かした際にカクカクと音が生じたり、顎を動かすときに違和感を覚えることがあります。

さらに、この症状が進行すると関節円板の変形が進み、顎の骨が前に出て、顎の動きが悪くなることがあります。ここまで悪化すると、口が大きく開けられなくなったり、動かすことで痛みが出るなどの症状が現れることがあります。また、口を大きく開けられなくなることで、食品をかむときに痛みが生じることや、口を開けるとこめかみ付近に痛みが出ることもあります。

こんなお悩みはありませんか?

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Q.どういう方がなりやすいですか?
A.食いしばりや歯ぎしり、頬杖をつく癖があると顎関節症になりやすいです。また、女性は男性よりもストレスに敏感であるという特徴があり、男性よりも顎が小さく、顎の筋肉量少ないという特徴があるため、20代から30代の女性がなりやすい傾向があります。

Q.顎関節症は治るの?
A.軽度であれば自然に症状がなくなることが多いです。但し症状が長く残る、痛みが強い場合は早めの治療をお勧めいたします。

Q.顎関節症はどのくらいで良くなるの?
A.軽度であれば2週間~3か月程度で自然によくなりますが、重度だと1年以上かかるケースもあります。

Q.顎関節症の時のセルフケアの方法はありますか?
A.角のすぐ脇、かみしめたときに盛り上がると場所に咬筋という筋肉があり、そこに指を当てて円を描くようにマッサージします。 朝晩、5分~10分ずつ行うと良いでしょう。強さは少し痛い程度にしてください。

Q.顎関節症になったときに気を付けることはなんですか?
A.顎関節症の方は、なるべく顎に負担をかけないようにするため普段から上下の歯が接触することがないように注意する必要があります。また、頬杖をついて下顎をどちらかに押し付ける、うつ伏せ寝をして下顎を後ろに引く、左右どちらかの片側ばかりて咀嚼する等で顎関節に負担がかかり、顎関節症状が出やすくなります。

顎関節症に対する当院の考え

知っておくべきこと

顎関節症には様々な要因が考えられます。関節や筋肉に負担がかかる原因は多岐にわたります。その要因が積み重なることで、負担が大きくなり症状が進行することがあります。

原因の一つとして、精神的ストレスも考えられます。顎関節症の原因のひとつとされる歯ぎしりや無意識での歯の食いしばりなどは、ストレスが原因であることが多いです。歯ぎしりや食いしばりは、精神的ストレスを受けることで脳がストレスを発散させる行動だと言われています。精神的ストレスが多い場合、噛み締める筋肉の疲労や緊張が生じ、顎のバランスを崩して顎関節症に繋がるリスクを高めることがあります。

顎関節症は、日々の関節や筋肉の負担だけでなく、精神的な原因も影響しています。症状が進行すると、開口障害だけでなく顔面の筋肉や全身にまで影響を及ぼすことがあるため、放置せず早い段階での施術や適切な処置を受けることが重要だと考えます。

顎関節症はなぜ起こるのか?

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この項では顎関節症がなぜ起こるのかについて、日常生活の中での要因を説明していきます。

まず最初に、顎関節症の原因を一つに絞ることはできません。日常生活の中で顎への負担が積み重なることにより発症します。顎に負担をかける要因として、歯ぎしりや食いしばり、うつ伏せ寝、頬杖などが考えられます。

ここでは食事の動作に焦点を当てて解説します。物を噛む際に特定の歯のみが接触し、歯全体がうまく使えていない場合、特定の歯にだけ負担がかかります。この負担は最終的に顎関節が一手に担うことになり、顎関節の負担が増加し、顎関節症のリスクが高まります。

また、ストレスも顎関節症の原因の一つとされています。ストレスによる食いしばりや歯ぎしりが顎のバランスを崩し、顎関節症のリスクを高める可能性があります。

顎関節症を放っておくとどうなるのか?

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この項では、顎関節症を放置した場合について説明いたします。

顎関節症を放っておくと、日常生活に支障が出ることがあります。知らず知らずのうちにズレが大きくなり、口が開けにくくなるだけでなく、食事の際に顎が疲れやすくなるなど、日常生活に支障をきたすことも考えられます。そのまま放置すると、関節円板の癒着などが進行し、口を開けにくい状態がさらに悪化する可能性があります。

口を開け閉めした際の「カクカク」という音は関節円板のズレが原因ですが、「ジャリジャリ」という音がする場合は、顎関節の骨の損傷や関節円板の変形、穿孔などが疑われます。また、さらに放置し顎のズレや噛み合わせが悪化すると、顎関節だけでなく、顔面骨格の歪みに繋がるほか、頚椎や仙骨の歪みなど、全身症状に進行するケースもあります。

顎関節症に効果的な当院の施術メニューは?

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顎関節症に効果が期待できる施術をご紹介いたします。

1. ドライヘッド矯正
当院のドライヘッド矯正はいわゆる頭蓋骨矯正になります。当院のドライヘッド矯正は、首の筋肉、肩の筋肉、顔・頭の筋肉と筋膜にアプローチし、骨格の歪みを整えます。筋肉・筋膜を緩めることによって血流が良くなり、さらに筋肉や筋膜の硬さを緩めることで、顔・頭の骨が正しい位置に戻り、小顔効果が期待できます。

2. 頸椎特化
当院の頸椎特化という施術は、頸椎の1番と7番を矯正する施術です。頸椎の歪みが顎関節症などの関節症や頭痛の軽減に繋がることがあります。

その施術を受けるとどう楽になるの?

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1. ドライヘッド矯正
ドライヘッド矯正を受けると、まずは頭が軽くなったとおっしゃっていただく方が多くいます。また、副交感神経が優位となるため、自宅に帰宅し就寝の際に熟睡できるようになったとお話しされる方もいらっしゃいます。顎関節に関与する咀嚼筋にアプローチすることにより、あごの筋肉が緩み、口の開け閉めが楽になります。他にも、硬い食べ物が食べられるようになったとのお声もあります。

2. 頸椎特化
頸椎特化の施術を受けると、ドライヘッド矯正と同様に頭が軽くなったとのお声があります。また、ドライヘッド矯正では軽減できなかった頭痛の軽減や可動域の拡大が期待できる場合もあります。頸椎の基盤を整えることにより、顎関節症に関与する部分を軽減することが期待できます。

顎関節症を軽減するために必要な施術頻度は?

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顎は普段から使いますので、施術の間隔が空きすぎてしまうと、筋肉の硬さが戻り、顎関節症の症状である疼痛や口の開け閉めが難しくなることがあります。そのため、顎関節症の症状を軽減するために必要な施術頻度は最低でも週1回となります。

期間としては最低3ヶ月の施術を行っていただくことで軽減が期待できると思いますので、現在お困りの方は当院へご来院ください。