肉離れ


こんなお悩みはありませんか?
痛みと不快感
肉離れは筋肉繊維が部分的にまたは完全に断裂することで生じ、強い痛みや不快感が伴います。動作時に痛みが強まることが多く、日常生活やスポーツ活動に支障をきたします。
治癒までの時間
肉離れの回復には数週間から数ヶ月かかることがあり、特に重度の場合はリハビリ期間も長くなります。完全な治癒までに時間がかかるため、復帰までのストレスや不安が増大します。
再発のリスク
一度肉離れを経験すると、再発のリスクが高まります。特に適切なリハビリを行わない場合や、完治する前に 運動を再開してしまうと、再び同じ部位で肉離れを起こす可能性があリます。
運動や活動の制限
肉離れを起こすと、患部に負担をかける運動や激しい活動は制限されます。スポーツ選手やアクティブなライフスタイルを送っている人にとって、これが大きなストレスになることがあります。
治療やリハビリの費用
肉離れの治療やリハビリには、通院や理学療法などが必要になることがあリます。これに伴う医療費や時問の 負担が悩みの一つです
肉離れで知っておくべきこと
肉離れとは、筋肉が過度に引き伸ばされることで発生する損傷のことです。筋繊維の一部が断裂することで、痛みや腫れ、動きの制限が生じます。よくある原因は、急な運動や力強い動作、ウォームアップ不足です。
症状として
・急激な痛み
・損傷部位の腫れや青あざ
・筋肉の硬直や痙攣
・痛みによる可動域の制限
重度の場合、筋肉が完全に断裂し、凹みが生じることもあります
肉離れを予防する対策としては
・十分なウォームアップとストレッチを行う
・筋肉を強化し、柔軟性を高める
・無理な動きを避け、正しいフォームで運動する
・徐々に運動強度を上げる
等を気を付ける必要があります。また、回復後のリハビリが重要です。
専門家の指導のもとで、筋肉の強化やストレッチ、柔軟性を取り戻すためのエクササイズを行うことでその後の予防に繋がります。
症状の現れ方は?
肉離れは、筋肉が引き伸ばされている際に同時に収縮したときに発生します。肉離れが発生した際には、「ぶちっ」や「ばちっ」といった断裂音を自身で感じることがあり、痛みを伴うことが多いです。痛みとしては、伸ばしたときの痛み(ストレッチ痛)、押したときの痛み(圧痛)、力を入れたときの痛みなどが現れます。
症状が現れた際の外見上の変化としては、腫れやへこみが見られ、また内出血を起こしている場合には青くなることがあります。
年齢が若くスポーツをしている方には、大腿二頭筋や大腿四頭筋に肉離れが起こることが多く、中高年になると腓腹筋(ふくらはぎの筋肉)に肉離れが起こることが多いです。
その他の原因は?
肉離れは、筋肉が強く収縮した際に筋繊維や筋膜が損傷したり断裂したりする状態です。原因としては、急なダッシュやジャンプ、ストップなどの動作、筋肉疲労の蓄積、筋力の低下、柔軟性の低下、ウォーミングアップ不足、睡眠不足や飲酒による脱水症状、身体が冷えることによる筋肉への負荷などが挙げられます。
基本的には、スポーツ中や肉体労働中に発生することが多いですが、筋肉が疲れていたり筋力が低下している場合や準備運動が不足している場合にも起こり得ます。また、筋肉が硬いまま運動をすると、肉離れになるリスクが高くなります。
肉離れが起こる前兆として、筋肉が硬くなってこわばった感じがしたり、太ももやふくらはぎに違和感を感じるケースが多くなります。
肉離れを放置するとどうなる?
肉離れを放置すると、次のような後遺症や問題を引き起こす可能性があります。
柔軟性や筋力が衰え、運動機能が低下したり、血腫や瘢痕組織が形成され、しこりやつっぱり感などの違和感が残ることがあります。また、周りの筋肉に負担がかかり、肉離れを繰り返しやすくなることがあります。
痛みで歩けなくなったり、痛みをかばうことで身体の歪みに繋がる場合も考えられます。そのまま放置すると、肉離れの辛さだけでなく、身体の歪みから別の箇所に痛みが出てしまうリスクが高くなります。
そのようなことを防ぐためにも、早めに医療機関を受診し、応急処置をできるだけ早く行うことが大切です。また、湿布やアイシングなどで痛みや炎症を抑えることもおすすめです。
当院の施術方法について
肉離れを起こした際に当院で行っている施術方法をご紹介いたします。
まず、肉離れが発生した直後は、RICE処置を行います。特にアイシングを行い、テーピングなどで固定し、患部の安静を図ります。これは、日常生活で動かすのに支障が出なくなるまで行います。
日常生活に支障がなくなった後は、再度肉離れが起きないように筋肉の緊張を緩めたり、治癒能力を高める施術を行っていきます。
① 指圧
指圧で筋肉の緊張を緩め、血流改善を図り、浮腫みの軽減を目指します。
② EMS
EMSという電気療法を行うことで、自己治癒能力を高める施術も行っています。
改善していく上でのポイント
当院で肉離れの軽減を目指すポイントは、ずばり施術を行う回数だと思います。
発生から約1ヶ月は、毎日の来院が望ましいです。ただ、ご来院が難しい場合もありますので、3日に1回の施術頻度が大切だと考えます。施術を行っていくことで、患部の炎症や疼痛の軽減、自己治癒能力の向上、肉離れの再発防止が期待できます。
日常生活に支障がなくなり、怪我をする前のように動けるようになりましたら、柔軟性を高めるための筋膜ストレッチや、身体全体に負担をかけないようにする根本的な施術として骨格矯正を行っていただきたいと考えています。