悩みタイトル

産前産後で腰の痛みが出るようになった。
→お腹の中に赤ちゃんがいることによって、重心のバランスが崩れ、出産を伴う骨盤の歪みが影響して腰や背中、臀部の筋肉に負荷がかかり痛みに繋がっていることが考えられます。
膝、股関節が痛い、硬くなった。
→出産時にリラキシンという関節を緩めるホルモンが分泌されます。このホルモンは約産前6ヶ月、産後6ヶ月の間分泌されると言われています。その間の生活習慣で身体の歪みが起き、支障をきたすことが原因と考えられます。
妊娠前のズボンがはけなくなった。
下半身太りが気になる。
脚のムクミが気になる
→3つとも骨盤の歪みや筋力低下による血流の悪さが原因と考えられます。

骨盤の役割とは

骨盤の役割として3点紹介させて頂きます。
まず1つ目が身体の中心に位置して骨格の土台ということです。
人の骨格、特に背骨や股関節、膝関節は骨盤を起点に成り立っています。その為、骨盤が歪むことにより背骨や股関節、膝関節にそれぞれ影響をきたし、身体全体が歪んでしまう事がとても多くみられます。
2つ目が臓器を守る役割です。骨盤は主に腸や膀胱を守る働きをしてくれています。その為、骨盤の歪みが内臓の機能へ影響することもあります。特に多いのが、便秘や下痢、排尿障害、生理不順、足のシビレなどが挙げられます。
3つ目が血管を守る役割です。下肢にある血管は骨盤を通る為、歪みによる影響としてムクミや足の疲労感などが考えられます。

産後の骨盤はなぜ歪むのか

人の身体は赤ちゃんを出産する準備と出産後身体を戻す為に、出産前の約6ヶ月から出産後の約6ヶ月で「リラキシン」という関節を緩めるホルモンが分泌されることで恥骨を繋いでくれている靭帯と仙骨と腸骨を形成する仙腸関節という関節が緩み出産の準備を始めます。
骨盤が開いた状態で赤ちゃんは回転しながら、体外へ出ようとするため、骨盤を形成する骨それぞれが赤ちゃんの通り道を作るように位置を変えていきます。それが歪みの一番の原因と考えられています。
また、産後の生活の変化も歪みを引き起こす要因になります。産後6ヶ月はリラキシンが分泌されている為、身体は歪みやすくその期間で身体の左右の使い方の違いや重心のバランスの違いが骨盤の歪みを生んでしまいます。

産後に骨盤の歪みを放っておくとどんな症状が現れるのか

骨盤の歪みを放っておくと骨盤から背骨についている腰の筋肉に過剰な負担がかかるため、腰痛を引き起こす方がとても多いです。家事や育児で腰の筋肉にかかった負担を身体を休めている時に血液が送ってくれる酸素や栄養素で筋肉を回復させてくれるのですが、骨盤の歪みがある方は血流が悪くなるため、それが行き届かなくなってきます。また、歪みがあることで腰の筋肉は引っ張られたり、圧迫されるため、身体を休めている時でも負担がかかってしまっている為、腰痛を引き起こします。
骨盤の歪みは背骨や、股関節、膝の歪みの原因にもなる為、反り腰や猫背、O脚、X脚の原因になります。

当院の産後骨盤矯正施術とは

当院の産後骨盤矯正は骨盤の開き、捻じれ、左右差の違いを矯正することはもちろんそうですが、股関節や膝関節、足首、背骨、肩甲骨の歪みも一緒に改善することで、身体全体の負担を改善することが出来る施術になります。
人の身体は一部だけが歪むことはありません。骨盤だけの矯正を行っても、改善が遅く、繰り返す原因になる為、その原因を取り除くことを目的とした施術です。
全身の骨格にアプローチを行う為、産前よりも整った身体を作ることが出来るので、「生活が楽になった」や「身体が軽くなった」などのお声を頂くことも多くあります。

産後骨盤矯正をうけるとどうなるのか

当院に通われている方で骨盤の開き、捻じれの改善を行うことで、骨盤周りの改善で産前のズボンが履けるようになったり、プロポーションの改善がみられる方が多くいらっしゃいます。
また、身体全体の歪みを整えることで、代謝UPによる太りにくい身体や血流の改善によって筋肉の回復を早めることで、疲れが取れやすい身体、家事や育児などの日常的にかかる筋肉の負担を減らすことが出来る為、産前よりも身体が楽になったとお声を頂くことも多くあります。

改善するために必要な施術頻度は

身体は癖がある為、徐々に戻っていきます。筋肉のつき方や体の使い方で個人差はありますが、一般的には72時間で戻り始めて1週間でほとんど同じ状態になると言われています。その為、理想的なペースとして3日に1回、最低でも1週間に1回の通院をオススメしています。もちろん1週間に1回来れない方でも改善は出来ますが、改善しやすいペースは上記のペースになります。